【コラム】福岡を代表する祭り『博多祇園山笠』

山々の緑も、雨に打たれて色濃くなりました。7月の行事やイベントといえば、7月1日の『海開き』、富士山山開き(山梨県側:7月1日、静岡県側:7月10日~)、7月7日の『七夕』などがありますが、福岡県では7月1日から7月15日にかけて福岡を代表する祭『博多祇園山笠』が開催されます。

国の重要無形民俗文化財 博多祇園山笠
国の重要無形民俗文化財 博多祇園山笠

『博多祇園山笠』は、福岡県福岡市博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催され、今年で775回目を迎える伝統ある祭です。正式には『櫛田神社祇園例大祭』といい、地域の住人たちが開催してきた町内行事であり櫛田神社への奉納行事のひとつです。

博多祇園山笠の起源

『博多祇園山笠』の起源として、一番有名なものは鎌倉時代1241年(仁治2年)に博多で疫病が流行した際に承天寺の開祖・聖一国師(円爾)が施餓鬼棚にのって、祈祷水を撒きながら町を清めてまわり疫病退散を祈願したことが始まりという説です。

博多祇園山笠の起源
博多祇園山笠の起源

かつては町ごとに飾り山の華美を競いながら練り歩いていましたが、江戸時代、一説には貞享4年(1687年)、土居流が東長寺で休憩中、石堂流(現在の恵比須流)に追い越される「事件」がおき、このとき2つの流が抜きつ抜かれつの競争となり、スピードを競い合う「追い山」が始まったとされています。

山笠の禁忌『胡瓜断ち(きゅうりだち)』

700年以上続く伝統ある『博多祇園山笠』は、神様に奉納する神事のため、山笠期間中は守らないといけない「禁忌」・「断ちごと」が存在します。「禁忌」は古い言い伝えで根拠のない物ですが、奉納行事である山笠期間中での事故やケガを嫌う山笠の男衆は、現在も「禁忌」を厳守するようしています。女人断ちや人形のタブーなど山笠の「禁忌」はいくつかありますが、中で有名なものに『胡瓜断ち』があります。

7月1日から7月15日の間、山笠に出る男衆は胡瓜を一切口にしません。理由は、輪切りにした胡瓜の切り口が山笠の祭神・祇園神(スサオノミコト)のご神紋である木瓜(ぼけ)の花に似ているところから、ご神紋を口に入れることは畏れ多くも憚れると恐れ、氏子が食べることを遠慮したというところから由来すると言われています。

700年以上経った現在でも、期間中男衆はサラダに入っている胡瓜を絶対食べないそうです。この期間は博多区の小学校給食では、胡瓜がでないほど徹底されているそうです。

山笠の禁忌『胡瓜断ち(きゅうりだち)』
山笠の禁忌『胡瓜断ち(きゅうりだち)』

起源や歴史、禁忌等を知り『博多祇園山笠』を満喫してみてはいかがでしょうか。

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