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12月31日 除夜の鐘

北九州の給食会社 株式会社MOSウイング

北九州の給食会社 株式会社MOSウイング

今年も残すところわずかとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
年末の大掃除やお正月の準備など、師走の名の通り慌ただしい日々が過ぎると、今年一年の締めくくりである大晦日を迎えます。

大晦日の夜といえば、やはり近所のお寺やテレビから聞こえてくる除夜の鐘(じょやのかね)ですよね。今回は、大晦日の夜に欠かせない除夜の鐘についてご紹介します。

除夜の鐘って?

除夜の鐘って?

毎年、大晦日の夜に撞かれる除夜の鐘ですが、その由来や意味について意外と知らないことが多いですよね。

除夜の鐘は、日本仏教で年末年始に行われ12月31日の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を108回撞くことで人間の内にあるといわれている「108の煩悩」を除くことを願っているそうです。中国・宋の時代末期ごろに始まった鬼払いの文化が、鎌倉時代の頃に日本に伝わったといわれています。

除夜の鐘を108回撞く理由には諸説ありますが、一番有名なものは、仏教の思想である百八煩悩があり、もう一つの説は「1年間を表している」というもので、月の数の「12」と立春や夏至などで知られる季節ごとに細かく分類した「二十四節気(にじゅうしせっき)」の数の「24」、二十四節気をさらに細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」の数の「72」、すべて足した数(12+24+72)が108になるというものです。

除夜の鐘の音と年越しそば

除夜の鐘の音と年越しそば

そんな大晦日の夜に食べるのが「年越しそば」ですよね。年越しそばには「そばのように細く長く生きられるように」という長寿の願いなどが込められています。そんな蕎麦にはビタミンPであるルチンが含まれています。ルチンはポリフェノールの一種で血管を強化する作用や抗酸化作用があるそうです。

蕎麦1食分で、一日に必要なルチン30mgが摂取できるそうです。ルチンは水溶性の為、そば湯を飲むとさらに効果的です。また、蕎麦を食べた直後に、みかん等のビタミンCが豊富な柑橘類も摂るといっそうルチンの効果を発揮するそうですよ。

おわりに

今年も残りわずかですが、大晦日は除夜の鐘を聞きながら、おいしい年越しそばとみかんを楽しみたいものですね。

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