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【コラム】夏到来!おいしいかき氷

北九州の給食会社 株式会社MOSウイング

北九州の給食会社 株式会社MOSウイング

じめじめした梅雨が明け、最近は晴れ渡った空模様が続いています。今年の夏は昨年以上に猛烈な暑さとなっていて、一歩外に出ればじりじりと肌を焼くような強い日差しに体中の汗が噴き出しそうです。そんな時期にぴったりな冷たい食べ物、かき氷のシーズン到来です。

色鮮やかなかき氷

かき氷は夏の縁日の定番でもあり、私たちになじみ深い食べ物です。今回はかき氷について、詳しく調べてみました。ちなみにかき氷は俳句だと夏の季語になるそうです。

かき氷の歴史

かき氷の歴史はかなり古く、平安時代にまで遡ります。一番古いかき氷の記録として、有名な書物「枕草子」があります。この時はかき氷ではなく、「削り氷(けずりひ)」という食べ物で紹介されています。削り氷は氷を刃物で削り、その上に甘葛(あまづら)という、ブドウ科のツル植物の樹液を煮詰めた甘いつゆをかけて食べるものです。当時の氷や砂糖は大変貴重なものであり、貴族など、上流階級の人々しかこの削り氷は食べられなかったそうです。このことから、氷の保存が自然とできる北国を除き、かき氷は特別な食べ物でした。
かき氷が現代のように一般的な食べ物となっていくのは明治に入ってからになります。明治に入ると、製氷機が広まったこともあり、今までより簡単に氷が作られるようになりました。そして、横浜で初めて、アイスクリームと一緒にかき氷が販売されます。さらに明治20年になると、氷削機(かき氷機)が発明され、この時、氷は天然氷ではなく、機械で氷を製造する「製氷」が主流となっていました。そして、昭和の初めには氷削機は一般に普及していき、かき氷は庶民の食べ物となっていきました。

昔のかき氷は高級デザートだった

キーンと響く頭痛の正体

かき氷など、冷たい物を食べ過ぎると頭がキーンと痛くなった経験はありませんか?この頭痛は「アイスクリーム頭痛」と呼ばれており、原因としては2つの説が有力だそうです。
1つは「冷たい物が喉を通過すると、神経が刺激され、脳がこの時の冷たさを痛みと勘違いして頭痛が起こる」、もう1つは「冷たい物を食べることで咥内が冷やされるので、体を温めようと血流量が増える。このことにより、血管が膨張し、頭痛が起きる」からだと言われています。
頭痛が起きないための方法として、冷たいものはゆっくりと食べることが大事ですが、もし頭が痛くなってきた場合は額に冷たい容器を当てたり、温かいものを食べたり飲んだりすることで、頭痛が収まるそうです。

冷たいものはゆっくり食べましょう

冷たいものを取り入れて今年の夏も乗り切ろう

現代では、旬の果物を使ったシロップや、各地のこだわり抜いた天然氷を使用したものなど、バリエーション豊富で、色鮮やかなかき氷が、私たちを楽しませてくれます。
今年も、冷たくて美味しいかき氷をじっくりと味わいながら、暑い夏を乗り切りましょう。

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